DEBUG時だけUIFileSharingEnabledをYESにする方法
UIFileSharingEnabled
、実機内のアプリで生成したファイルを簡単にPCに取り込めて便利です。
が、UIFileSharingEnabledをYESにしたまま申請すると、理由を聞かれて申請が通りません。
ですのでアプリ申請のときだけUIFileSharingEnabledをNOにする必要があるのですが、それを忘れてしまって公開が遅れてしまうことが多々有ります。
そこで今回、DEBUG時のみUIFileSharingEnabledをYESにする方法がわかったのでメモしておきます。
以下のサイトを参考にさせてもらいました。
ios - UIFileSharingEnabled on debug variant only - Stack Overflow
How to Add a Run Script Build phase
作業はとても簡単で、Run Scriptにコードを書くだけです。
まずプロジェクトファイルのBuild Phases
タブを開きます。
左上の+ボタンを押して、New Run Script Phase
を選択し、Run Script
タブを出現させます。
後はコードを書く部分(Shellの下
)に以下のコードを入れます。
if [ ${CONFIGURATION} = "Debug" ]; then /usr/libexec/PlistBuddy -c "Set :UIFileSharingEnabled YES" "${TARGET_BUILD_DIR}/${INFOPLIST_PATH}" else /usr/libexec/PlistBuddy -c "Set :UIFileSharingEnabled NO" "${TARGET_BUILD_DIR}/${INFOPLIST_PATH}" fi
これでDebug
時はUIFileSharingEnabledがYESに、それ以外の時はNOのなるはずです。
心配な方は、申請する前に一応ipaファイルを作ってみて、plistの中身を確認してみると安心できます。
バイナリ形式のplistファイル - PILOG